Blumen Garten GmbH BLOG
今年はデータ上は降った雪の量はそこそこ降っているようですが、
どうも雨が降ったり気温が高くて、窓の外は雪景色と言うには
さびしい状態です。
シーズン中はなかなかキチッとお手入れできなかったので、
せん定バサミを研いで磨いてみました。
同じハサミですが、左はお手入れ完了です。
ついでに、みんなの他のせん定バサミも出してみました。
で、フッと思いました。これはハサミと言う道具なのですが
それも植物専用で、その目的によりちょっと使う場面が違うのと
古いの新しいのですが、でも基本的には切ることだけの道具です。
一つの目的にだけ利用する道具です。
そして古いの新しいのを見てもおわかりのように、昔からその形や
使い方が大きく変わっていません。
そして今でもとても便利な道具達でこれに変わるものはないと
思います。
次は私のI Bookです。I Bookは使って2つ目になりますが、
もう古い型?と思います。
そして、これも私の大切な道具なのですが、使い道はいろいろ
そしてとても便利です。 ・・・が・・・
でも、古さに「愛着」がでるのは、どちらでしょう。
「味が出る」などの言葉がぴったりくるのは・・・
こわれない限り捨てることのないのは・・・
どっちの道具かと言うと、このハサミだと思います。
それで思いました。ずっと昔からある道具は、数年後にゴミに
なったりすることはなく、こわれたり、切れなくなったら
直したり、研いで使おうとします。
その道具を専門にお手入れする二次的な道具さえあります。
(お手入れ、修理してくれるお店もありました。)
道具の基本は長く使えることにあったように思えます。
多分使い手は味のある愛着のある道具は、ゴミに捨てようとは
思わないと思います。ある意味その人にとってはお宝になって
いるのでは・・・
近年いろいろ、どんどん便利な今までみたこともない、道具が
でてきますが、はたしてその10年後はどうなっているでしょうか?
「お宝」それとも「ゴミ」
最終的に捨ててしまうものからは生じることもない、
愛着をもって愛用することで、「ものを大切にする気持ち」が
生まれるのではないかと思いました。